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コヤマリョウのSKY(サブカルクソ野郎)/映画「テッド」〜愛すべき男の馬鹿らしさ・その1〜
 

radioDTMリスナーの皆さん、お疲れ様です。

コヤマリョウです。

今週も相変わらず多感な日々を過ごしています。

大きなトピックとしましては、アイドルのイベントの為に新潟へ日帰り旅行をした事、コンビニでヤングジャンプを立ち読みしていたら感極まって泣いてしまった事。

相変わらず大半の人からすれば馬鹿にされたり笑われたりするような事ばかりしている。

まったくやんなっちゃうよ。

それでも、馬鹿みたいな事がやめられないんだから。

 

そういう訳で今回からは自己肯定の意味を込めて、

「男の馬鹿らしさ」をテーマに題材を選んでいきたいと思います。

人から馬鹿にされない方法を考えるよりも、馬鹿みたいな事を楽しんでやった方が、

ずっと素敵で賢い事を伝えられればと思います。

 

このコラムでは私コヤマリョウが好きなモノを、文化人気取りでジャンルに拘らず節操無く紹介していきます。

あくまでも個人的な視点で対象に対して思った事・考えた事を書いていこうと思います。

このコラムで興味を持ってもらえたり、飲み会のネタの一つになってもらえれば光栄です。

テーマは「曝せ、SKY(サブカルクソ野郎)」です。

 

今回はコチラの映画を紹介します。

「テッド」(監督 セス・マクファーレン)


 

今年の一月に日本で公開され、少なくともDTMチーム内では一大ムーブメントを巻き起こした、最高にイカしたコメディー映画。

 

内気な少年にクリスマスの奇跡が起きて、大好きなクマのぬいぐるみに命が芽生える。

それから三十年近くの時が経ち、内気だった少年ジョンもクマのテッドも普通に成長して普通に大人になった。

生きていくのに色んな事が変わっていったが、二人が友達でいる事だけは変わらなかった。

素敵なファンタジーは幼少期で終わり、どうしようもない毎日を送る二人の男の物語です。

 

ざっくりとこの作品の魅力を書くならば、なんと言ってもテッドの可愛らしさだ。

モコモコのぬいぐるみのクマが下衆いジョークを吐きまくる。

愛らしい姿でエグい下ネタを言う様が凄く笑える。

そして重要なのが、テッドがぬいぐるみではなく普通の人間の姿をしていたら、この映画は悪友同士の悪ふざけの毎日からの脱出を試みるだけの話になってしまうトコロだ。

 

ジョンは将来の事もまともに考えず、恋人からは少しは真面目に生きるよう説教ばかりされている。

勿論、恋人の事は好きだし大事にしたいと考えている。

それでも、結局はテッドと酒を飲んで下ネタを言い合っている時に楽しさと喜びを感じてしまう。

私はその部分にこの映画の魅力を感じてしまった。

 

仕事も恋人も生きて行くのに重要だとはしっかり理解しているし、力を注ぎたいと思っている。

それでも楽しい事はやめられない。

友達と意味も無いような事をして時間を共有するのは凄く楽しい。

男はずっとそんな事をしていたいという願望があるはずだ。

少なくとも私はそうだ。

 

映画のラスト、

馬鹿な事を選び続けたジョンとテッドはとても活き活きいている。その姿に魅力を感じてくれた女性と結ばれる。

真面目ぶってる奴にはそれなりの将来しかこない。

これは男のどうしようもない願望が叶う、真面目にふざける人の為のハッピーエンドで幕を閉じる映画です。

 

 

別に毎日遊んでいたい訳じゃない。

仕事がしたくない訳じゃない。

毎日楽しく過ごしたいだけなんだ。

全部が上手くいくわけじゃないけど、その為に頑張っている。

少なくとも私の周りにはそんな人間ばかりだし、

自分もそうでありたいと思っている。

 

【コヤマリョウ】

Posted by : radioDTM | SKY(サブカルクソ野郎) | 01:37 | comments(0) | trackbacks(0)
コヤマリョウのSKY(サブカルクソ野郎)/SKY的・青春の曲〜青春について・その4〜
 

radioDTMリスナーの皆さん、お疲れ様です。

コヤマリョウです。

最近のコチラのコラムでずっと「青春」をテーマに恥ずかしい事を書いてきました。

そして恥ずかしながら、今更気が付きました。

私の行動や思考の根幹の部分は十代の頃から変わっていませんでした。

30歳が視野に入るようになった今でも、

誰かに頼まれる訳でもなく、自分の好きな事を好き勝手にやっている。

相変わらず、一人で落ち込んだり、友達とワイワイやっている。

中学生の頃は大人になったら恋愛で悩まなくなっていると思っていたけど、未だに女性にヤキモキしている。

 

でも、私の「青春時代」は終わったような気がします。

 

このコラムでは私コヤマリョウが好きなモノを、文化人気取りでジャンルに拘らず節操無く紹介していきます。

あくまでも個人的な視点で対象に対して思った事・考えた事を書いていこうと思います。

このコラムで興味を持ってもらえたり、飲み会のネタの一つになってもらえれば光栄です。

テーマは「曝せ、SKY(サブカルクソ野郎)」です。

 

そんな訳で一ヶ月程続けた「青春シリーズ」は今回がラスト。

なので、今回はこれまでと指向を変えて、

私が勝手に思う

「過ぎ去った青春」を歌った曲

を張り付けていきます。

 

まずはコチラ。

 

ダイアリー / GOING UNDER GROUND

 

 

この「青さ」が私をたまらない気分にさせる。

そして、こんなPVみたいな事をしたい!

 

次はコチラ。

 

なないろ / セツナブルースター

 

 

こちらは一転、セピアなイメージ。

忘れちゃいけない事を必死に繋ぎ止めなくちゃいけない、そんなイメージ。

 

最後はコチラ。

 

欲望 / ホフディラン

 

 

こんなに優しく後悔を歌い、欲望を肯定してくれる曲を私は他に知らない。

 

「青春」なんて言葉は、大人が過去を振り返って発明された言葉なんだと思う。

ネットの辞書によると、

【青春】

夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春にたとえたもの。青年時代。「―を謳歌(おうか)する」

と、書かれている。

今になって考えると、私の青春時代は16歳から24歳の期間だったと思う。

物凄く情けなくて、不器用だったけど、

貪欲に・必死に楽しもうとしていたし、楽しかった。

 

それでも、確実に言えるのは、

私は今の方が楽しい。

 

青春時代に覚えた方法と味わった感情で、

私は好きな事を楽しむ手段を手に入れた。

今でも上手くいかない事が沢山あるし、一人でご飯を食べていたら無性に寂しくなる時もあるけど、

そんな事は普通だと今は思えるから、私の青春時代は終わっているんだろう。

気持ちに折り合いを付けて、納得させる事は悪い事ではない。

 

 

私は今が過ぎていくのを身を持って沢山知った。

凄く楽しい時に急に寂しくなったり、前よりも辛い事が出来るようになったのも、

多分きっとその性なんだろう。

 

【コヤマリョウ】

Posted by : radioDTM | SKY(サブカルクソ野郎) | 00:45 | comments(0) | trackbacks(0)
コヤマリョウのSKY(サブカルクソ野郎)/映画「ひゃくはち」〜青春について・その3〜
 

radioDTMリスナーの皆さん、お疲れ様です。

コヤマリョウです。

今年もAKB48のじゃんけん大会が開催されました。

やっぱり女の子が喜んだり悲しんだりする姿は絵になる。

感情が動く姿は人の感情を動かします。

そんな訳で今回も引き続き「青春」をテーマに題材を選んでいます。

大人になった私は判断材料に「金」や「生活」が介入するようになった。

それは良い事でも悪い事でもない。ただ二度と戻れなくなってしまった。

今回紹介するのは、

「金」や「生活」など考える必要の無い若者が一つの事に熱中する美しさと人間臭さがリアルに現れた作品です。

 

このコラムでは私コヤマリョウが好きなモノを、文化人気取りでジャンルに拘らず節操無く紹介していきます。

あくまでも個人的な視点で対象に対して思った事・考えた事を書いていこうと思います。

このコラムで興味を持ってもらえたり、飲み会のネタの一つになってもらえれば光栄です。

テーマは「曝せ、SKY(サブカルクソ野郎)」です。

 

これまでの青春シリーズで文化系・不良ときて今回は体育会系です。

今回はコチラの映画を紹介します。

「ひゃくはち」(監督・森義隆)


 

写真を見てもらえば分かると思いますが、野球部が舞台の作品です。

ただし、野球の試合のシーンはほとんどないです。

 

この映画の主人公は甲子園常連校の野球部の補欠部員。

三年生の最後の大会のベンチ入りメンバーを目指して切磋琢磨する話です。

レギュラーはスポーツ特待生が大半を占め、正直実力の差は分かっている。

それでも「野球が好き」「甲子園に行きたい」という気持ちだけで地獄のような練習の日々を送る。

 

私が思うこの映画の魅力は、高校野球・高校球児を美談だけで描いていない所だ。

監督が気に入るような選手像を演じてみたり、現在自分が野球部で何番目の選手に位置しているのか夜な夜な考えて悶える。

学生寮で夜にタバコを吸ったり、年に数日しかない休日に合コンに行ったりする。

野球に学生生活の全てを捧げながらも、皆が所謂・普通の男の子で、

友達といれば羽目を外すし、当然の欲求を持っている。

ベンチ入りメンバーになる為に「頼むから三人くらい死んでくれ」と思ってしまう。

真面目にやっているからこその正直な気持ちと、純粋な本音と建前が随所に出てくる。

 

高校を卒業して野球でプロの世界を目指すような部員なんて学年に一人くらいだ。

そんな事は関係ない、皆「この野球部で全国制覇をする」「甲子園の舞台に立つ」そんな夢の為だけに、過酷な方の道をひたすら進む。

凄く乱暴な言い方をすれば、それは「わざわざやらなくて良い事」だ。

タイトルにもなっている【108】という数字は野球ボールの縫い目の数、そして人間の煩悩の数だ。

レギュラーも補欠も皆「遊びたい」「ヤリたい」という気持ちを抱えながら、グラウンドで煩悩を投げたり打ったり捕ったりする。

 

「好きだから」という理由だけで突っ走る事は勇気も労力も要る。

でも、その突っ走る姿はとても美しくてとても格好良い。

いつだってそんな姿に憧れている。

歳を重ねるにつれて色んな事に「理由」が必要になってきた。

そして、現実的・精神的に理由を作って、実現する方法を考え、

自分で勇気を生み出す術を身に付ける事が、成長するって事なんだと青春映画を見て思いました。

 

 

私が「好きだ」「面白い」と思うモノの根っこの部分は十年前から変わっていないような気がする。

実現する方法も諦める余裕も手に入れた事が、嬉しくも寂しくもある。

それでも、今でも自分の価値基準が「面白いかどうか」である事が誇りに思える。

 

【コヤマリョウ】

Posted by : radioDTM | SKY(サブカルクソ野郎) | 01:01 | comments(0) | trackbacks(0)
コヤマリョウのSKY(サブカルクソ野郎)/映画「岸和田少年愚連隊」〜青春について・その2〜
 

radioDTMリスナーの皆さん、お疲れ様です。

コヤマリョウです。

前回から引き続き、今回も「青春」をテーマに題材を選んでいます。

「青春時代」なんて情けなくて恥ずかしいモノだと私は思っている。

そう思っているから、未だに囚われているのだろう。

仕事を持って収入を得ていても、私は何処か自分に「プラプラしている」印象を抱いてしまう。

30歳が視野に入る歳になった今でも、夜中にチョコを食べ過ぎてニキビを作ったり、朝までお酒を飲んで翌日後悔なんかをしている。

そのくせ、仕事中に小難しい顔を出来るようになっている。

モヤモヤが止まらない今日この頃です。正確にはずっとモヤモヤしています。

 

このコラムでは私コヤマリョウが好きなモノを、文化人気取りでジャンルに拘らず節操無く紹介していきます。

あくまでも個人的な視点で対象に対して思った事・考えた事を書いていこうと思います。

このコラムで興味を持ってもらえたり、飲み会のネタの一つになってもらえれば光栄です。

テーマは「曝せ、SKY(サブカルクソ野郎)」です。

 

今回はコチラの映画を紹介します。

「岸和田少年愚連隊」(監督・井筒和幸)


中場利一原作の小説を井筒和幸が映画化という、それぞれのジャンルにおいて不良少年を描く名手が携わったこの作品。

若き頃のナインティナイン演じる不良少年のどうしようもない日々に、とてつもなく胸を刺激されます。

 

矢部っち演じる主人公のチュンバは喧嘩は強いがそれ以外は何も無い不良少年。

岡村演じる小鉄を始めとする極少数の馬鹿な友達と喧嘩に明け暮れて、毎日敵ばかりを増やしていく。

「働きたくない」という理由だけで高校に入っても、そこでも早々に問題を起こして行かなくなる。

恋人も大事にできない。

何をやっても上手くいかない馬鹿が馬鹿なりに色々考えて、ほんの少しだけ成長する物語です。

 

良とは言えないが、所謂・不良少年の素質が皆無だった私でもこの映画の登場人物にはとても共感ができる。

そして、かつて十代を過ごしてきた人達なら主人公・チュンバの葛藤が痛い程分かると思う。

 

不良少年・チュンバは色んな事にモヤモヤしている。

自分が毎日している喧嘩も意味なんて無いし、でも他に頑張れる事も無い。

早く大人になりたいけど、働いて金を稼がなくてはならない事は面倒くさい。

何かイライラしているけど、何にイライラしているかなんて分からない。

何で自分がこんなに非生産的な毎日を送っているのか分からないから余計イライラする。

 

大なり小なり、誰もが抱えていたモヤモヤに馬鹿野郎が一生懸命ぶつかってくれるのが、この映画だ。

チュンバの方法がたまたま喧嘩だっただけで、誰もが色んな形でそれぞれにぶつかっていった事を思い出させてくれる。

結局、物語では最後まで「馬鹿は死んでも治らない」と描かれている。

それでも、

難しくても大事な人は大事にしなくてはいけない、

負けると分かっていても挑まなくてはいけない時がある、

と愛すべき馬鹿野郎がしっかりと気付かされる。

 

私のモヤモヤはきっと消える事は無いのだろう。

十代の頃は、大人になったらこんなに悩まないと思っていた。

それでも歳と経験を重ね、そのモヤモヤに多少なりとも対抗できる術と休息する事を手に入れた。

「若い頃の悩みなんて、大人になってからの悩みに比べたら大した事ないよ」とか言ってしまう無神経な奴なんて大嫌いだ。

人から馬鹿にされてばかりいるけど、それなら一生懸命で楽しそうな馬鹿でいたいと願う。

 

 

幸運な事に今の私には仕事も楽しい事もある。

周りには良い人が沢山いる。

多分、明日も来年になってもモヤモヤする事はあるだろうけど、

何だか大丈夫な気がする。

 

【コヤマリョウ】

Posted by : radioDTM | SKY(サブカルクソ野郎) | 00:22 | comments(0) | trackbacks(0)
コヤマリョウのSKY(サブカルクソ野郎)/漫画「ケッチン」〜青春について・その1〜
 

radioDTMリスナーの皆さん、お疲れ様です。

コヤマリョウです。

イベントも終わり一段落と思いきや、相変わらず忙しいDTMチーム、

今週も打ち合わせの大半を恋バナで費やしバタバタしています。

番組内でもたまに触れていますが、DTMチームの三人は高校の同級生です。

お互いの恥ずかしい事も知っている分、格好付ける必要も無いのでなかなか赤裸々な恋バナが繰り広げられます。

最近、改めてそれは「良いモンだな」と思っています。

思春期に形成された好みとか自我とか思想・思考が現在に大きく影響している事を痛感しました。

 

そんな訳でしばらくこのコラムでは「青春」という恥ずかしい言葉をテーマに題材を選んで、

自身を探ってみよう、

と思いました。

どうかお付き合い下さい。

 

このコラムでは私コヤマリョウが好きなモノを、文化人気取りでジャンルに拘らず節操無く紹介していきます。

あくまでも個人的な視点で対象に対して思った事・考えた事を書いていこうと思います。

このコラムで興味を持ってもらえたり、飲み会のネタの一つになってもらえれば光栄です。

テーマは「曝せ、SKY(サブカルクソ野郎)」です。

 

今回はコチラの漫画を紹介します。

「ケッチン」きらたかし(講談社)


今年の春までヤングマガジンで連載されていた、「赤灯えれじい」で有名な漫画家・きらたかしが描く青春漫画です。

同じ団地で育った幼馴染三人の中学を卒業してからの三年間を淡々と綴ったこの作品に、毎週私の心は弄ばれていました。

これは、かつて「青春時代」を送った人向けの漫画だと私は思っています。

 

気弱で自分には特徴が無いとコンプレックを持つ、公立高校に通うユウ、

周りに流されやすいが素直で誰にでも優しい、定時制高校に通うマコ、

喧嘩っ早くて計画性は無いが男気がある、中卒で大工見習いになるシュウ、

「同じ団地で育った幼馴染」という点がなければ交わる事の無かった三人が、それぞれの視点で喜んだり悲しんだり浮かれたり悩んだりする作品です。

毎回出てくる「青春時代あるある」とも呼ぶべき心理描写がとても心には突き刺さる。

好きな人がいるのに他の人にドキドキしてしまう無駄な罪悪感、

何の意味も無いのに出てしまう見栄と嘘、

自意識過剰になってしまう他人への対応、

そんな誰もが一度は味わった事のある経験と感覚と共に三人の成長が味わえる。

「青春時代」って格好悪くて恥ずかしい事ばかりだったけど、振り返って「今を確かめる」為の重要な要素なんだと教えてくれる。

 

この作品では、物語の基軸としてユウがバイクに乗るエピソードが頻繁に出てくる。

特に趣味も無かった少年がひょんなきっかけでバイクに興味を持ち、「バイクに乗れば自分は変われるかもしれない」と思う。

その為にユウはバイトを始め、教習所に通う。

念願のバイクを手に入れ、勇気を出して一人旅に出る。

結果は、バイクに乗り始めた事では別に自分自身が変わらなかった。

しかし自分一人で出来る事が増えた、色んな考え方が持てるようになった。

同じようにマコもシュウも様々な経験をして、変わらない自分に新しい価値観を備えていく。

そして最終回で三人は新しい環境へ向かっていく姿で幕を閉じる。

 

人の気持ちは矛盾だらけだ。それは大人になっても変わらない。

きっとそれを受け入れられた時に「青春時代」は終わるのだろう。

歯がゆくて、やるせない、でも前に進んでいく少年少女の物語を見て私はそんな事を感じました。

 

 

小っ恥ずかしくて、ほとんど声にする事の無い「青春」という言葉の実態を少しずつ自分なりに解明していきたい。

少なくとも、私は20代後半になりようやく10代の頃の自分が分かってきたような気がする。

これも全力の証明だとポジティブに捉えよう。

 

【コヤマリョウ】

Posted by : radioDTM | SKY(サブカルクソ野郎) | 01:08 | comments(0) | trackbacks(0)
コヤマリョウのSKY(サブカルクソ野郎)/映画「鬼畜」〜気持ちは良く無い〜
 

radioDTMリスナーの皆さん、お疲れ様です。

コヤマリョウです。

【¥1000じゃあnight】無事、閉幕しました。

来てくれた皆さん、出演者の皆さん、nestの皆さん、

本当にありがとうございました。

遊びに来てくれた友達に「なんか分からないけど、楽しかったよ」という言葉をもらい、

良かったんだな、と思いました。

これからも色々と楽しい事をやっていくので、宜しくお願いします。

 

そして、こちらのコラムでは相変わらず悪趣味な自分の好みを曝していきたいと思います。

 

このコラムでは私コヤマリョウが好きなモノを、文化人気取りでジャンルに拘らず節操無く紹介していきます。

あくまでも個人的な視点で対象に対して思った事・考えた事を書いていこうと思います。

このコラムで興味を持ってもらえたり、飲み会のネタの一つになってもらえれば光栄です。

テーマは「曝せ、SKY(サブカルクソ野郎)」です。

 

今回はこちらの映画を紹介します。

「鬼畜」(監督・野村芳太郎 原作・松本清張)


 

タイトルから察せると思いますが、これは気持ちの良い映画ではありません。

ただ、物凄く人間臭いです。

 

緒方拳が演じる印刷工が自身の工場の業績悪化に伴い、七年間もの間愛人を養い他所で子供を三人も作っていた事が岩下志麻演じる妻にバレる。

金銭的援助を絶たれた愛人は三人の子供を置いて失踪する。

怒りに満ちた妻と腑抜けになった男は、不慮の事故をきっかけに頭の箍が外れて子供達を「処分」する事を考え始める。

 

という物語。

もうこれだけで気が重い。

更に、そんなクズみたいな人間に成り下がる様を緒方拳と岩下志麻が見事に演じきっていて凄い。

クズみたいな状況に見舞われた時にクズみたいな感情が生まれてしまう事を納得させてしまう演技に、余計気が重くなってしまう。

 

じゃあ何でわざわざ私がココでこんな映画を紹介するのか、

別に誰かを暗い気持ちにさせたい訳じゃない。

 

この映画は人間は「クズ」みたいになるけど、「鬼」にはなれない事を描いている。

とても非道い行いを企て実行して、後悔と懺悔をして物語は終わる。

「最底辺のハッピーエンド」がこの映画の醍醐味だと私は考えている。

どんなに相手の事を考えても分かり合えない、だから貪るように人を求めてしまう。

そういう人の根幹に当たるような部分を最悪の形で描いている。

 

私は何でこんな作品を手に取るのか。

それはきっと自分が安心したいからなのだと思う。

私に備え付けられた、それ相応の物分かりの悪さ・性格の悪さ・脆さを何処かで納得させたいのだ。

そんな小規模なエゴに、この映画はピッタリでした。

 

 

中途半端に気持ちの良く無い作品はいらない。

どうせやるなら徹底して欲しい。

希望にも糧にもするつもりは無い。

しっかり見てやる、それで私には充分なんだ。

 

【コヤマリョウ】

Posted by : radioDTM | SKY(サブカルクソ野郎) | 00:03 | comments(0) | trackbacks(0)
コヤマリョウのSKY(サブカルクソ野郎)/コント番組「笑う犬の生活」〜素敵な現実逃避〜
 

radioDTMリスナーの皆さん、お疲れ様です。

コヤマリョウです。

もう来週には開催なんですね、【¥1000じゃあnight】。

 

2013827日(火)渋谷O-nest

radioDTM presents

"1000円じゃあnight"

OPEN18:30 / START 19:00

ADV. ¥1000+1D / DOOR ¥1000+1D

※このイベントは前売り・当日・ゲスト、全て統一価格にさせていただきます。

【出演】

H Mountains

カナタトクラス

テングインベーダーズ

Have A Nice Day!

夢見てる

 

平日の夜にフラリとライブハウスに行って、気軽に音楽を楽しめる、

それって凄い良いよね、って感じで考えました。

是非ともご来場を。

 

それにしても、毎日暑い。そして突然の雨が怖い。

ただでさえ出不精の私、そんな時は家でDVD観賞です!

 

このコラムでは私コヤマリョウが好きなモノを、文化人気取りでジャンルに拘らず節操無く紹介していきます。

あくまでも個人的な視点で対象に対して思った事・考えた事を書いていこうと思います。

このコラムで興味を持ってもらえたり、飲み会のネタの一つになってもらえれば光栄です。

テーマは「曝せ、SKY(サブカルクソ野郎)」です。

 

私はもの凄くテレビっ子です。

思い返せば、そのきっかけは小学生の頃。

木曜日はとんねるずの「みなさんのおかげです」、土曜日のウッチャンナンチャンの「やるならやらねば」、日曜日のダウンタウンの「ごっつええ感じ」。

所謂「コント番組」が大好きだった。

大人が真面目に悪ふざけをしている姿に興奮してゲラゲラ笑っていた。

私に「テレビは面白い」と教えてくれた。

 

先日、このコラムに度々登場する兄のウチに遊びに行った。

兄は私がサブカルクソ野郎になったきっかけを作った一人で、今でもなかなかの収集癖を兼ね備えた人だ。

今回はその時、兄から借りたあるコント番組のDVD-BOXからご紹介。

私の出不精と夜更かしに拍車をかけました。

 

今回紹介するのはコチラのコント番組。

「笑う犬の生活」


 

98年から放送を開始した、ウッチャンナンチャンの内村光良が「純粋なコント番組を作りたい」と宣言した番組。

メンバーは内村光良を筆頭にネプチューン、オセロの中島知子、女優の遠山景織子で毎週コントのみを放送する素晴らしい番組でした。

放送していた当時大好きだった「笑う犬」のコントは、今見ても凄く笑えました。

これが凄く重要だと思う。

 

私はウッチャンの作るコントが大好きだ。

ウッチャンのコントを簡単に説明すると「変な奴が出てくるコント」だ。

私達の普段の生活に変な奴が現れる。その光景が凄く面白い。

そしてウッチャンのコントには悪い奴が一人も出てこない。

変な奴が変な事をやらかすけど、なんだか憎めない。

 

この度、久しぶりに「笑う犬」を見て、

私はそのコントの世界の住人になりたいと思ってしまった。

 

私が思う「笑う犬」の魅力は、

心地の良いハチャメチャさ、だ。

馬鹿みたいに破天荒なのに誰一人傷付けない世界を徹底して作り続けているウッチャンが改めて大好きになってしまった。

 

 

最近のテレビは、どうも現実と地続きで作られている印象があります。

それを否定するつもりは一つもないけど、

少しは素敵な現実逃避ができるような番組があっても良いのではと思います。

 

【コヤマリョウ】

Posted by : radioDTM | SKY(サブカルクソ野郎) | 02:05 | comments(0) | trackbacks(0)
コヤマリョウのSKY(サブカルクソ野郎)/映画「風立ちぬ」〜男のロマン〜
 

radioDTMリスナーの皆さん、お疲れ様です。

コヤマリョウです。

開催まで二週間を切りました【¥1000じゃあnight】。

遂に出演バンドも全部解禁。

 

2013827日(火)渋谷O-nest

radioDTM presents

"1000円じゃあnight"

OPEN18:30 / START 19:00

ADV. ¥1000+1D / DOOR ¥1000+1D

このイベントは前売り・当日・ゲスト、全て統一価格にさせていただきます。

【出演】

H Mountains

カナタトクラス

テングインベーダーズ

Have A Nice Day!

夢見てる

 

もう来るっきゃない!!

 

やっぱり夏はイベント満載ですね。

先週末は私は両国国技館に新日本プロレスのG1クライマックスを見てきました。

プロレス界きっての真夏の一大イベント、大興奮してきました。

(特に「棚橋VS柴田」の一戦は燃えましたね。)

前にもこのコラムでプロレスについて書きましたが、

プロレスラーは馬鹿らしい程、格好付けたがり屋で、その姿が何とも美しい。

「ヒーローになりたい」という夢を追い続ける事の格好良さは、最早「男のロマン」です。

夢を追い続ける事の理想と現実、そしてその先にある美しさ、

今回はそんな話です。

 

このコラムでは私コヤマリョウが好きなモノを、文化人気取りでジャンルに拘らず節操無く紹介していきます。

あくまでも個人的な視点で対象に対して思った事・考えた事を書いていこうと思います。

このコラムで興味を持ってもらえたり、飲み会のネタの一つになってもらえれば光栄です。

テーマは「曝せ、SKY(サブカルクソ野郎)」です。

 

今回はこちらの映画を紹介します。

「風立ちぬ」(監督・宮崎駿)


 

見てまいりました、スタジオジブリの最新作。

先に言っておきます、もう最高でした!

 

まだ劇場公開真っ只中なので、作品の内容は今回はざっくりとしか書きません。

かなり偏った意見にはなりますが、

ネタバレ等は一切ないので、安心して私のオススメ文を読んでもらえればと思います。

 

ストーリーを乱暴に説明すると、

夢を追い続ける男の半生と、それに魅了された人達の物語です。

 

幼い頃から空に憧れて、自分の作った飛行機を空に飛ばしたい、

その事だけを考え続けた男の生き方はとてつもなく滑稽かもしれないが、

とても格好良い。

自分のやりたい事に経済的・政治的な介入があろうと自分は夢を追うだけ。

強い想いが一つでもあれば人間は強くたくましく生きる事が出来る。

それを伝える作品だと私は勝手に解釈している。

兎に角、男の人に見てもらいたい映画だ。

間違ってもデートで見に行く映画ではない。

この作品には「男のロマン」が詰まっている。

家族も愛する人も大事だけど、

それよりも「自分の夢」を選べる強さに私は心を打たれた。

そして、その先には「愛」とか「希望」がしっかりある事を偏屈な私にもしっかりと教えてくれた。

 

この「風立ちぬ」という映画、公開と同時にネットニュースを中心にかなりの雑音に近い話題がいくつか上がった。

家族で見にきて「子供が飽きてしまった」、禁煙協会(?)が「作中に喫煙シーンが多く悪影響になる」等々。

まったく馬鹿げた話だ。

幼稚園児に男のロマンが分かってたまるか、人生を投げ打って夢を追う男が悪影響を及ぼすのは当然だ。

そんな馬鹿みたいな雑音にも負けない男を描いた作品だし、

男はそんな男に憧れるんだ。

 

最後にもう一点、

この映画はエンディングテーマで流れる荒井由実の「ひこうき雲」が素晴らしい。

この曲を最後に流す為に作られた作品なのか、

もしくは、この作品の為に書き下ろされた楽曲なのでは、

と錯覚してしまう程、出来過ぎている。

これこそ「主題歌」というモノではないのだろうか。

 

まとめると、

馬鹿みたいに夢を追い続ける男の生き方と素晴らしいエンディングテーマだけでも、

十二分に体験する価値のある映画です。

是非!

 

 

男は物理的にも心理的にも「大きいモノ」に憧れを抱く。

男は馬鹿です。

いつだって、その馬鹿さを認めて包んでくれる女性も求めています。

女性の皆さんには、そんな男心を知る為に見る事をオススメします。

 

ありがとう、宮崎駿。

 

【コヤマリョウ】

Posted by : radioDTM | SKY(サブカルクソ野郎) | 23:26 | comments(2) | trackbacks(0)
コヤマリョウのSKY(サブカルクソ野郎)/小説「沙高樓綺譚」〜忘れちゃいけない事〜
 

radioDTMリスナーの皆さん、お疲れ様です。

コヤマリョウです。

radioDTMの映像プロジェクト【videoDTM】の最新作が公開されました。

もちろんご覧になったとは思いますが、

もし「まだ見ていない」という不届き者がいましたらすぐに見て下さいね。

 

 

ビイドロの一夜限りの復活ライブ。

あの素敵な夜をもう一度。

 

話は変わって、

先日、実家に帰ってみました。そして泊まってきました。

夜型の私と早寝の両親とではペースが合わず、どうしても退屈な時間が出来てしまう。

そんな時は決まって私は父の書庫を覗く。

書庫と言っても、二畳程の物置で父が格好付けて命名した場所。

所狭しと本と漫画が置かれているだけのスペース。

久しぶりに実家の「書庫」を覗いて私は、

「自分のサブカルクソ野郎のルーツはココだ」

と再認識した。

思い返せば、幼い頃の私には退屈凌ぎが溢れていた。

強い収集癖を持った父と兄がいたおかげで本や漫画が沢山あった。

常にオススメの何かが手近にあった。

所謂「おたく」と称される人への偏見がなく、自分も「おたく」と呼ばれるようになった。

 

そんな訳で今回は私のルーツである実家の書庫で先日何気なく手に取って、

強い感銘を受けた小説をご紹介します。

 

このコラムでは私コヤマリョウが好きなモノを、文化人気取りでジャンルに拘らず節操無く紹介していきます。

あくまでも個人的な視点で対象に対して思った事・考えた事を書いていこうと思います。

このコラムで興味を持ってもらえたり、飲み会のネタの一つになってもらえれば光栄です。

テーマは「曝せ、SKY(サブカルクソ野郎)」です。

 

今回紹介するのはコチラの小説。

沙高樓綺譚」浅田次郎(徳間書店)


ちなみにタイトルは「さこうろうきたん」と読みます。

「蒼穹の昴」や「地下鉄に乗って」「鉄道員」でお馴染み、「小説の大衆食堂」「平成の泣かせ屋」等の異名を持つ小説家・浅田次郎。

この方に関しては書き出したら色々とありすぎるので割愛。

私の父の好きな小説家の一人で、そのまま息子もハマった小説家です。

 

都心の高層ビルの最上階に構える秘密クラブ「沙高樓」が物語の舞台。

クラブには様々な分野で富と名声を集めた人格者が集まる。

クラブの会員に選ばれた人達は自らを「忙しいくせに退屈している人種」と揶揄する程の余裕がある。

戦後の日本を生き、貴顕社会を味わった最後の世代の者達が、「墓場まで持っていく秘密」を語り合う。

人間国宝の刀剣の鑑定士、権威ある精神科医、世界一の庭師等が、外に話したら一つの文化が終わってしまうようなレベルの胸に秘めた秘密をそっと話す。

そんな内容の連作短編の作品です。

 

私は浅田次郎は「人情を描く」小説家だと考えている。

この作品もその例に漏れず、素晴らしい人情で溢れている。

それぞれが抱える「重大な事」は様々だ。

大事な人を守る為に胸に秘める事を選んだ「重大な事」もあれば、

信頼をおける会員には知っておいてもらいたい「重大な事」まで、

陰口や内緒話では括れない「墓場までもっていく秘密」を共有する。

「秘密」ができてしまった事も、それを隠さなくてはならない事情も、全ては自分以外の誰かへの「思いやり」によって形成されている。

秘密を誰かに話してスッキリしたい訳ではない、

人として絶対になくしてはいけない「人間らしさ」を確かめ合うためのクラブであり、作品です。

 

物語の中で秘密の語り手として登場するヤクザの大親分がこう話す。

「てめえの道はてめえで切り拓け、なんてね、俺も若い衆には説教をたれるけど、人生あんがいそうはいかないもんです。

運命の岐れ目にはたいてい、他人がつっ立ってやがる」

「キーパーソンとか言うんですかい。いったい誰がそのキーパーソンなのかがわからないってのが、人生の怖いところです。」

生きていくのに金も自分の満足も重要だ、

それと同じ位に自分以外の誰かも重要で、その為に誰かと関わり合っていく。

そしてヤクザの親分はそれを確かめるようにこう語る。

「別れるのはつらいけど、忘れちまうはもっと切ないからね。」

 

大切なモノを守るのは大変だ。

自分を守る事だけでも一大事なのに、それでも人は自分以外の誰かを守ろうとする。

それが「人間らしさ」だとこの作品は私に教えてくれました。

 

 

やっぱり実家の書庫が私のルーツだった。

綺麗事かも知れないが、そう思いたい。

そして何より、その場所を作ってくれたのが家族だった事がとても嬉しい。

 

【コヤマリョウ】

Posted by : radioDTM | SKY(サブカルクソ野郎) | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0)
コヤマリョウのSKY(サブカルクソ野郎)/私立恵比寿中学「エビ中 夏のファミリー遠足」〜もうメロメロです〜
 

radioDTMリスナーの皆さん、お疲れ様です。

コヤマリョウです。

この夏もradioDTMがイベントを開催します。

ご存知かとは思いますが、ここでもう一度。

 

radioDTM presents

【¥1000じゃあnight

827@渋谷nest

チケット ¥1000(+1drink

出演 Have A Nice Day! / テングインベーダーズ / 夢見てる / カナタトクラス /and more!

info http://radio-dtm.jp/event/1000yen/

 

「チケット代が千円」この意味を是非考えていただきたい。

そして、来て楽しんでいただきたい。

素敵な夏の思い出を約束します!夏の終わりの一大イベントです。

 

そんな訳で今回は私の夏の一大イベントについてです。

 

このコラムでは私コヤマリョウが好きなモノを、文化人気取りでジャンルに拘らず節操無く紹介していきます。

あくまでも個人的な視点で対象に対して思った事・考えた事を書いていこうと思います。

このコラムで興味を持ってもらえたり、飲み会のネタの一つになってもらえれば光栄です。

テーマは「曝せ、SKY(サブカルクソ野郎)」です。

 

社長をはじめ周りの様々な方達がフジロックを楽しんでいる裏で私は行ってまいりました。

私のドキドキを刺激し続けてくれるアレ。

そう、今回はお馴染みアイドル回です。

 

今私が最も熱中して心を奪われまくっている【私立恵比寿中学】が先日開催したイベントがコチラ、

「エビ中夏のファミリー遠足 

 略してファミえんin河口湖2013


 

今回はこのイベントについて。

 

お世辞にも上手いとは言えない歌とダンス、そしてひたむきさとラフさの絶妙なバランスで私を魅了しまくっているアイドルグループ・私立恵比寿中学(以下・エビ中)。

これまでこのコラム内でその魅力を紹介させていただきました。

過去のエビ中コラム・その1

過去のエビ中コラム・その2

結論から先に書くと、今回のイベントは素晴らしいモノだった。

私が思うエビ中の魅力が一つのエンターテイメントとして成立した事を証明するステージだった。

 

まずは今回の会場について。

春のイベントで四千人のキャパを埋めたエビ中が今回の会場で選んだのは、

都心からでも電車で二時間以上掛かる河口湖の約三千人収容の野外ホールだ。

山の中を進む単線に揺られて辿り着いた会場は河口湖のほとりにある公園に隣接するホールだった。

集まったファン達は開場までの時間を公園の芝生や森の中のベンチに座り、のんびりとアイドル談義に花を咲かせていた。

凄く良い時間を過ごせた。

昨今のアイドルブームにおいて、CDの売り上げ枚数が直接の規模を示すモノではなくなり、

現在アイドルの指標はライブ会場のキャパで計られるのが支流となっている。

そんな中、エビ中運営陣は今回のイベントであえてキャパを増やす事では無く、ロケーションを選んだ事は見事だと思った。

 

そして肝心なイベント内容。

今年に入ってからのエビ中のコンサートは派手な演出や特殊効果を使わずに、シンプルに歌と踊りを披露するモノへと変化していっている。

今回のコンサートではそのシンプルな構成に盛り込まれた、少女達にただの悪ふざけをさせる演出が光る内容となっていた。

エビ中はメンバーが持つ独特のユルさが武器となり、見る側の防御力を下げる事に特化している。

更に、先述した会場のロケーションの妙も加わり、こちらの防御力はかなり下がる。

MC中にメンバーが楽しそうにかき氷を作ったり、スイカ割りをする場面を見ているだけでファン達は何だか得をしたような気分になれる。

そして、何よりメンバーは歌って踊っている時が一番楽しそうだった。

ファンが声援を送ると嬉しそうに笑っていた。

その姿がとても輝いていた。

エビ中は今、「楽しそうにしている姿を見せる事を楽しんでもらう」というエンターテイメントを作ってしまったのだろう。

今回のコンサート中、私の近くにいた中学生と思われる女の子のファンがメンバーを見て涙を流して声援を送っている姿が強く印象に残った。

決して上手くも無い歌とダンスでも一生懸命・楽しくやる事が一つの輝きや憧れになる。

 

エビ中はライブやコンサートの事を「学芸会」、ファンの事を「ファミリー」と呼ぶ。

はじめのウチは、これはアイドル文化特有の他からのキャラ立ちと差別化を謀るコンセプトにすぎなかったのかも知れない。

エビ中のメンバーは現在、歌も踊りも上手くないが、上手くなっている。

一本のライブやコンサートで活動によって積み上げてきた成果をサラリと見せてくれる。

楽しそうに・ふざけながら、その裏に努力がある事が分かるようなステージを見せてくれる。

その姿にファンは全力で声を張り上げ楽しんでいる。

気が付いたら「学芸会」と「ファミリー」の関係が成立してしまっていた。

 

今回のコンサートの終盤、この冬にエビ中がさいたまスーパーアリーナで学芸会を開催する事がメンバーにもサプライズの形で発表された。

これはどんな芸事でも付き纏う問題だが、会場が広くなる所謂「売れてしまう」事に拒否反応を出してしまうファンが確実にいる。

それでも、大きな会場でコンサートが出来る事を知り大喜びするメンバー達を見ていたら、そんな意見がどうでもよく思えてしまう。

少女達が頑張った成果を私はもっと見てみたいと願っている。

 

 

仮に、万が一に、彼女達が実は裏では嫌な奴だったとしよう。

私は全然構わない。

大好きな歌と踊りを一生懸命やっていれば良い。

努力と、そして可愛いは正義だ。

 

【コヤマリョウ】

Posted by : radioDTM | SKY(サブカルクソ野郎) | 00:56 | comments(0) | trackbacks(0)